ポートレイトを生業とする私としては
商業写真は時に深く考えてしまいます。
広報用写真
きれいに、かっこ良く、頼もしそう、親しみやすく、いいひとそうに
用途を考えると、いろいろと出てくるけれども・・・
できれば時間をかけてお話しをしてみて、
そうでなければインスピレーションを信じて。
証明写真もそうですが
特徴を引き出し、捉え、嫌みでない程度に強調し、
ときには欠点もちょっと見せることも親しみを伝える為には必要かもしれない。
真顔や決め顔では伝えられない『人となりを伝える』
無いものを足したり大嘘つきは現代の技術では容易いけれども
そういうオーダーは
モデルという記号ではなく『ひと』を撮影するという場合においては
お受けできかねます。
一応、これは、私個人の捉え方。
そういう意味では上の写真は結構好きです。
用途が違えば、もっとかわいい (失礼) 所も撮影できそうでしたよ、この方。
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